主催者挨拶

神戸スウィーツ・コンソーシアム(KSC)は社会福祉法人プロップ・ステーションと、製粉業界最大手日清製粉株式会社の主催により、多数の企業と行政のご協力を頂き、「スウィーツの世界で活躍するチャレンジド(障がいのある人)を生みだそう!」というミッションを掲げて、2008年6月に発足しました。


KSCの開催する「チャレンジド・プログラム」では、超一流プロのパティシエやブーランジェを講師に迎え、その技術を教授する講習会を実施しています。プログラムでは、各地の作業所や施設でお菓子作りに従事する精神・知的障がいのチャレンジドを対象として、スキルを上げて生産性・報酬を上げたい、スウィーツの世界で就労したい(独立・開業)、製造販売業に携わりたいといった人たちに、超一流プロのレシピと技を直接指導します。修了生の中には、すでにKSCで学んだスウィーツを作業所単位で製品化している人たちもいます。

 

新型コロナウィルス禍により社会活動が大幅に制限されて来たなか、KSCはウィズ・コロナの時代に対応したじゅうぶんな感染防止対策を講じることで、無事開催を継続させていただいております。

 

2024年度、第17回を迎えるチャレンジド・プログラムは、長く続いたコロナ禍を乗り越えて、コロナ以前に実施していた日清製粉加工技術センターを会場とした、より多くの作業所、施設の参加による開催となります。統括講師にフランス菓子ノリエットの永井紀之シェフ、そして神戸サマーシュの西川功晃シェフを講師にお迎えし、神戸、東京、金沢で実施されます。

 

今回は能登半島地震の復興支援を目的として金沢でも開催させていただきます。KSCではこれまでも東日本大震災(仙台会場)、熊本地震(熊本会場)などの際に復興支援の一助となるよう開催を続けさせていただいております。金沢での開催は2024年10月を予定しています。

 

神戸スウィーツ・コンソーシアムはチャレンジドのパティシエ養成を通じて「すべての人が持てる力を発揮し、支え合って構築するユニバーサル社会」の実現をめざして活動してまいります。みなさまにはどうか神戸スウィーツ・コンソーシアムの活動を力強くバックアップしてくださいますことを心よりお願い申し上げます。

ナミねぇ

 

社会福祉法人プロップ・ステーション 理事長 竹中ナミ

 

この文章はダミーです。文字の入り具合をデザイン的に検証するために、仮に入れてあるものです。文章自体には意味はありません。